子どもは６歳までが大変 小学校入学前まで 乳幼児医療費窓口完全無料化を 日本共産党千葉県議団が宣伝・署名 （２００３年５月２２日）

日本共産党千葉県議団と県委員会は２２日、乳幼児医療費助成の窓口完全無料化と対象年齢の就学前までの引き上げをめざし、署名・宣伝をJR千葉駅前で行いました。 　いっせい地方選挙での公約実現に向け、さっそく取り組んだもので、若いお母さんらがひっきりなしに署名していくなど、要求の強さが浮き彫りになりました。 　子どもを抱きながら署名した３０歳の女性は、他に小学校、幼稚園の三人の子を持つお母さん。中耳炎で週２回お医者さんにいくと、８００円から１２００円かかるといいます。 　「助成対象年齢を引き上げてくれたら、本当に助かる。子どもは、幼稚園に行きだしてから小学校に上がるまでの間が大変なんです。風邪をうつされたり、なれない環境に緊張して体調を崩したり…。３歳から６歳くらいにこそ助成をしてほしい。みなさんの宣伝は、すごく心強い。がんばってください」と話していました。 　他にも、「国保料も上がったし、せめて子どもの病院代は下げて」「若い親は収入も少ない。行政が支援するべき」「共産党が運動してきたのは知っています。保守王国で、がんばったね」という人も。 　この宣伝には、丸山慎一県議をはじめ４人の共産党県議団と浅野ふみ子衆院南関東ブロック比例候補などが参加。 　乳幼児医療費助成制度について、県議団が粘り強く議会で取り上げて、医師会との懇談や他市の視察、署名運動など県民との共同行動をかさねて、この４月から、２歳まで「窓口・一回２００円」が実現できたことを紹介し、引き続き、年齢の引き上げなど拡充に向けて奮闘する決意を述べました。