その１０、音楽がサービス

（２００３年７月１９日）

　マキナ（アメ車タクシー）は、乗り心地は大変なものがありますが、その安さは魅力です。

　（ハバナの中心からアラマルまで、１３キロ位が、１０ペソ＝￥５０です。
　　ドルタクシーでは、今のレートで、約＄１０＝２６０ペソ＝￥１，３００です）

　窓全開で、キューバンミュージックを「これでもか」って、ボリューム上げて走ります。
　どこまでも青く広い海を眺めながら、清浄な風に吹かれていると、「キューバだ！」って、生命の躍動を実感します。

　きのう乗ったマキナ。
　隣に座った女性の膝に抱かれた、着飾った２歳くらいの女の子は、流れるサルサに体を陽気に動かしています。
　自然に踊ってしまうのでしょう。
　なんともチャーミングでした。

　マキナだけではありません。
　ココ（ココナッツ型のバイク）タクシーでも、ＢＣ（自転車）タクシーでも、音楽を高らかに鳴らしています。
　汗を滴らせながら、軽快なリズムで自転車を漕いでいるＢＣタクシーは、ラテンだナー。
　音楽の無い生活は、味の無い料理、これがキューバ！！！

　（注）前回、「ココタクシー」の説明を間違えました。
　　　　コガネムシが走っているように見えたのですが、ココナッツの実を模っていました。
　　　　訂正して、お詫びしますm（＿）m