千葉県の来年度予算�A 国保の補助金を廃止 （２００４年２月９日）

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いまリストラなどで国民健康保険の加入者が急増し、千葉県の加入世帯は１０９万（船橋市は約９万８千世帯）。全世帯の５割に近づいています。 　しかも、保険料は全県平均で全国より約８千円高く、保険料が払えない世帯は２９万世帯と３割近くに達します（船橋市は１万７千世帯）。 　しかも、払えない世帯からは保険証を取り上げるという制裁措置（代わりに「資格証明書」を発行）がとられており、その件数は２万５千世帯に及びます。 　資格証明書では病院の窓口で医療費を全額支払わなければならないために、なかなか医者にかかれず、手遅れで命を落とす事件もおきています。 　ところが千葉県は、堂本知事就任以来、保険料を安くする効果のある補助金を毎年引き下げ（２億円→１億７千万円→９千万円）、ついに来年度は廃止することにしてしまいました。 　特定の事業に対する補助金を作るといっていますが、保険料が安くなる保障はありません。 　知事は実態をわかっているんでしょうか？