ハバナ大学 エステルの授業〜その４ 「独身主義は幸せか？」

（２００３年１０月１０日）

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父・母・息子・娘・祖母・祖父・おば・おじ・いとこ・めい・孫、などなどを、スペイン語で覚える勉強です。 　言葉は、いっぱいあります。 　一人ひとり、家族構成と名前をスペイン語で伝えます。 　ドイツ人のエッカーは、子どもが３人（エステルは「わあ〜」と驚きの表情を） 　ノルウェーのモニカは、妹が一人と両親。 　次に、アメリカ人のパメラが、「一人暮し。結婚はしたくない、一人がいい」と言ったので、エステルが、「どーして？　寂しいよ〜」と。 　ところが、アフリカ出身のキニュアも、「自分も独身が好き」と言ったので、俄然、エステルは説得調になって、「家族は素晴らしい、嬉しい時も、辛い時も。一人は寂しいョ」と、顔中で表現して、二人に言いました。 　キューバでは、家族愛が最も強いのです。 　けれども二人とも、「一人が気楽」と。エステルは不納得顔。 　そこで私、「私もね、キューバに来るまでは一人の気ままな暮らしを楽しんでいたの。でもここに来て、キューバ人と会ったらコロリと変わっちゃった、どーしてか？」 　「えっ！？」流れていた空気が一瞬止まった、と感じ、みんなが口々に、 　「つまり・マキコの夫は・キューバ人？？」 　「マキーコ！」エステルが椅子を引き寄せて、私の前にどっかり。