そして、７月４日

（２００３年１０月１７日）

キューバ（第２弾）の目次に戻る〉〉 キューバ（第１弾）はこちら〉〉 表紙のページに戻る〉〉

数日前から、「３日の夜から４日はキューバ中の海岸が大騒ぎになるだろう」「警官がいっぱい見張るに違いない」などなど、取り沙汰されていましたが、アラマル周辺の海岸は、いつもと変わらず静かでした。 　前日、テレビでは、密航者は逮捕する、という報道がされたそうですが。 　今聞くところでは〜その日、ミラマルの海岸に、アメリカ国籍の船が入って来て、打合せ済みのキューバ人をピックアップし、まだ乗員に余裕があって、そこにいたキューバ人たちに声が掛けられ、何人かが載って出掛けた。 　アメリカの船はキューバ領に侵入した。しかしアメリカ人は乗っておらず、アメリカへ亡命したキューバ人が乗っているのは、いつものこと。このようなことが２ヵ所で確認済み。 　ということは、ほかの海岸でもあっただらう、その数は政府にも掴めない。 　しかし６時間後、マイアミに着いたキューバ人から家族に、無事着いた事の報せ（電話）が届いた。 　キューバの対応ですが、７月４日付「rebeldeレベルデ」には； 　「“アメリカ国民に敬意を表して、盛装された豪華な文化の集い“ 　本日７月４日PM９：００、於；カール・マルクス劇場 　本日はアメリカ合衆国の独立記念日です。音楽と詩の集いを捧げましょう。 　主催：キューバ芸術家同盟、作家同盟、青年・学生同盟、知識人、文化人 　これらは、教育テレビとクーバ・テレビで中継されます。」 　また、キューバお得意の円卓会議； 　「“アメリカの独立記念日の歴史的価値について” 　本日PM６：３０、教育テレビ、クーバ・テレビとラジオ放送。 　傑出した歴史学者とジャーナリストたちによる、パネル会議です 　●写真は記事とは関係ありません。 　　大学の授業風景です。 　　“レストランでの会話の練習” 　　〜一人がウエイターになって、あとはお客という設定ですが…。