北京！見たまま 聞いたまま （その３） 「春節、爆竹、きれいな空」の巻〜

（２０１３年２月３日）

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北京に住んでいる若い女性が、「見たまま聞いたまま」のレポートを届けてくれるシリーズ第３弾。 　北京の空気の悪さが、日本にも悪影響を与えています。 　その北京からの便りです。

もうすぐ、中国のお正月、春節です。 　街も、クリスマスから、春節の飾りに切り替えられ、賑やかになってきました。 　そして、中国の春節の名物といえば、派手な爆竹。 　でもいま、その爆竹をめぐって、議論が起きています。 　議論のはじまりは、この間の、大気汚染の問題。 　あまりの空気の悪さに、中国版Twitterのウェイボーなどで、 　「私たちは呼吸が必要だ！」 　「ひとりひとり、できることからはじめよう」 　など呼びかけられ、それが、間もなく春節という今の時期に、 　「爆竹をならしたら、さらに空気が悪くなる」 　「キレイな空を取り戻すのは、だれ？」 　「私たちに必要なのは、伝統？それとも命？」 　「健康こそ宝！」 　など、空気をこれ以上汚染させないために、春節の爆竹を中止しようという声に発展し、広がったものです。 　はたして、今度の春節がどんなふうになるのか、まだわかりませんが、こういう議論がされているということを、私はとても興味深く思っています。

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