今日の一枚
(2012年2月23日)
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ここは、千葉県の佐原。
いまは、香取市と市の名前が変わりましたが、利根川沿いの古い町です。

ここの有名人は、そう、伊能忠敬。
実は、この橋のすぐそばに、伊能忠敬の旧宅があり、記念館も作られています。

地図の歴史や忠孝がどうやって測量したかなど、けっこう見ごたえがあります。

で、下の橋は、小野川にかかる「樋橋」といいます。

もとは江戸時代の前期につくられた佐原村用水を、小野川の東岸から対岸の水田に送るための大樋でした。

戦前、コンクリートの橋になってからも橋の下側につけられた大樋を流れる水が、小野川にあふれ落ちて「ジャージャー」と音を立てるので、「じゃあじゃあ橋」の通称で親しまれていた。

今の橋は観光用につくられたもので、30分ごとに落水させています。
この樋橋の落水は「残したい日本の音風景100選」に選ばれているるそうですよ。