国保料を９年間据え置かせた
日本共産党の８議席

（２００７年４月１４日）

　ご近所のみなさん、日本共産党です。この場所をお借りして、５分間だけお話をさせていただきたいと思います。

　いま、「国民健康保険料が高すぎる」という声がたくさん寄せられています。「いままでは会社勤めだったので低い社会保険料ですんでいたのが、退職したとたんに月に３万円もの国保料を払わされるようになった」とか、「こんなに高いのは間違いじゃないかと思って市役所に電話をしてしまったほどだ」といった話しです。みなさんは、いかがでしょうか。

　国が大増税を国民に押し付けてきているときに、さらに高い国保料を背負わせるわけですから、たまったものではありません。

　日本共産党はこうした市民のみなさんの願いを正面から受け止めて、市議会の中で繰り返し国民健康保険料を引き上げないよう求め続けてきました。市民がどれだけ高い国保料に苦しんでいるか、その実情を議会で市に突きつけ、無駄遣いを省けば財源も生み出せることなどを明らかにして市に厳しく実施を迫ってきました。

　こうした日本共産党の議会の中でのとりくみと、市民のみなさんの世論の広がりが合流して市を動かし、船橋市ではこの９年間、一度も国民健康保険料の引き上げをやらせないで来ました。これは日本共産党が８議席になってからの８年間と重なります。

　市川市や習志野市など近隣の５つの市が、いずれもここ数年の間に保険料の引き上げを実施しているのと比べれば、市民の暮らしを守る上でのまさに貴重な成果であり、市議会での日本共産党の８議席が市民の暮らしを悪政から守る｢防波堤｣の役割を果たしてきたことの証（あかし）ではないでしょうか。
　ぜひ、これからも、住民の暮らしを守る日本共産党へのご支援を心より訴えます。

　みなさん、その一方で他党の議員はどうでしょうか。例えば公明党の議員は２００３年１２月の市議会で、国保料を下げるために必要な市の予算からの繰り入れについて、「好ましくない」といって当局に繰り入れをやらないよう求めました。

　国保料を引き下げるためには、予算からお金を繰り入れる以外にありませんから、公明党の主張は、「国保料は引き下げなくてもいい。高くてもかまわない」ということになります。市に事実上、国保料の引き上げを迫るような公明党の態度は、絶対に許されるものではありません。
　日本共産党はこうした悪政に立ち向かい、市民の暮らしを守るために全力を挙げる決意です。

　みなさん、その公明党が、「何でも反対の共産党」などという口コミ宣伝をしてきているようなので、一言、お話をさせていただきます。
　自民党と公明党とが一緒になって国民に大増税を押し付け、市議会でも、増税実施条例に賛成してきました。日本共産党が、住民のみなさんにこんな大変な負担を押し付けるような条例に、賛成できるはずがないのは当然です。その日本共産党に、｢何でも反対｣などと攻撃するのは、「住民への大増税に反対するな」と言っているのと同じです。

　日本共産党は、こんな大増税にきっぱりと反対し、暮らしと福祉を守るためにこれからも全力を尽くします。日本共産党への重ねてのご支援をお願いいたしまして、この場所での訴えを終わります。ご協力、ありがとうございました。

２００７年４月
日本共産党千葉県議会議員
丸山慎一

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