船橋市政の５分演説

（２００７年４月１４日）

　ご近所のみなさん。日本共産党です。この場所をお借りして、５分間だけお話をさせていただきたいと思います。

　みなさん、いま、税金の集め方が、余りにも不公平なのではないでしょうか。大もうけをしている大企業には減税し、苦しい庶民には大増税を押し付ける。こんな逆立ち政治に、市民の不満と怒りが広がっています。

　私たち日本共産党は、みなさんと力を合わせて、庶民の暮らしを応援する政治をつくります。日本共産党へのご支援を心よりお願い致します。

　みなさん、国がこんなに重い負担を押し付けてきているときに、船橋市は「お金がないから」といって、国と一緒に庶民への負担を増やしています。４年前、６８歳・６９歳の医療費助成が大きくへらされ、3年前には母子家庭への手当ても削減されました。市民に大変な苦労を背負わせるこんな負担増に賛成してきた自民・公明・民主などの責任は重大です。

　しかし、みなさん、船橋市はお金がない市ではありません。船橋駅南口のフェイスビルには、毎年１０億円もの税金が、単なる赤字の穴埋めに使われているのをご存知でしょうか。失敗するのがわかっていながら、こんな大きすぎるビルを造ってしまったのは、市長とそれを後押ししてきた自民・公明・民主党です。

　しかも、まだ懲りずに、民間のマンション建設に１０億円もの補助金を出したり、海老川上流部の大規模開発の負担も膨大なものになります。
　こうした大規模開発の無駄遣いをあらためれば、充分、福祉のお金は確保できます。

　日本共産党は、税金の使い方のゆがみをただして、暮らしや福祉最優先に使わせます。どうか日本共産党に、みなさんの願いを託してください。

　みなさん、日本共産党は豊かな船橋市の財政力を活かして、市民の暮らしを後押しする政治をつくります。

　まず何よりも、安心して子育てができるような船橋にしていきたいと思います。この４月から、６歳までのお子さんの医療費が無料になりました。これは市民のみなさんと日本共産党との共同の力で実現したもので、たくさんのみなさんに喜ばれています。日本共産党はさらに年齢を引き上げて、お子さんの医療費を中学３年まで、せめて義務教育までは無料にしたい。そのためにがんばります。

　同時に、高齢者のみなさんの暮らしを支えることもいま緊急の課題です。昨年、高齢者を狙い撃ちにしたような大増税が行なわれました。それにともなって、国保も介護もあがり、高齢者のみなさんに苦しみが広がっています。日本共産党は、長井間苦労してきた高齢者のみなさん方の生活を少しでも支えるため、国民健康保険や介護保険、医療費の大幅引き下げを実現して、老後の暮らしの安心が広がる船橋市を作りたいと思います。

　みなさん、船橋の道路が危険だという声が、日本共産党が実施したアンケートにもたくさん寄せられました。これまでも日本共産党は、みなさんと一緒に歩いて危険箇所を調査して改善させてきましたが、これからも安全な生活道路にしていくためにがんばります。
ぜひ、日本共産党に大きなご支援をお寄せください。

　みなさん、いま船橋でも政務調査費の使い方が大問題になっています。船橋では一人当たり年間９６万円も支給されていますが、このお金で自分の車のカーナビを買ったり、年４回も郷里への視察旅行をしたり、市政報告会という名前で飲み食いしたり、でたらめに使われています。市民には増税を押し付けながら、こんな税金の使い方は許されません。日本共産党は市民のみなさんと力を合わせて、税金の使い方を正させます。

　みなさん、いま平和が重大な危機に直面しています。安倍総理大臣を先頭に、自民党も民主党も、公明党も「憲法９条を変える」と宣言しているからです。先日は、憲法を変えるための手続き法案も強行しました。日本共産党は、戦前の暗闇の時代から戦争に反対し続け、平和を求め続けてきた政党として、憲法９条は、ぜったいに変えさせるわけにはいきません。平和を願うみなさんと力を合わせて、憲法９条を守り抜きます。

　日本共産党へのご支援を重ねてお願いいたしまして、この場所での訴えとさせていただきます。
　お静かななか、ご協力ありがとうございました。

２００７年４月
日本共産党千葉県議会議員
丸山慎一

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