就任早々
森田新知事への批判高まる

（２００９年４月１日）

　　知事になったばかりなのに、森田健作氏に批判が高まっています。

　その一つは、森田氏が東京で自民党の支部長をやっていて、その自民党から５年間で１憶７０００万円もの献金を受け取っていたことです。選挙後にそれを知った人たちが、「完全無所属って言っていたから入れたのに、これじゃ詐欺だ」「選挙違反にならないのか」「もう一回選挙をやれ」と、怒り心頭です。

　もう一つは、副知事の人選にあたって、「できたら、治安担当副知事を（創設したい）と思っている」と３月３０日の記者会見で発言したことです。森田氏は日の丸・君が代礼賛で有名な人で、県民への監視を強めて戦争への地ならしを考えているのではないか、との不安が広がっています。

　政策でも、成田・羽田間のリニアモーターカーでは「やれるかやれないかではなく、やるんだという決意が大事」などと言っておきながら、中学卒業までの医療費無料化は「２兆６千億円もの借金があるので、段階的に」とやる気のなさを隠しません。

　今回の選挙結果は複雑ですが、自民も民主もまともに知事選挙をたたかえず、森田新知事に当選直後から批判が集まっているのを見れば、大局的には、県民の願いを実現するためには、明るい会と日本共産党が示した方向に進まざるを得ないことを感じさせます。

　そのために、議会内外で全力を尽くす決意です。

２００９年４月
日本共産党千葉県議会議員
丸山慎一

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