アクアラインの料金引き下げに１０億円？ 県が優先的にお金を出す必要があるのか

（２００９年６月１日）

聞いてほしいことの目次にもどる〉〉 表紙のページに戻る〉〉

アクアライン（東京湾横断道路）の通行料金を８００円に引き下げるために、森田知事は、県が１０億円ものお金を出すことを決めてしまいました。 　子どもの医療費も大変だし、お年寄りは特養ホームに入れないでいます。私たち庶民は、毎日、身を削るようにして生活しているのに、１０億円ものお金を出してまで、料金を下げる必要があるのでしょうか。 　しかも、安くなれば車が増えて環境悪化につながります。木更津の人たちの中には、「地元の客が東京や横浜に行っちゃって、商売に支障をきたす」という人もいます。 　いま、考えなければならないのは、優先順位です。 　住民が何を望んでいるのか、それを真剣に考えて、有効にお金を使う――これが大事だと思います。 　その一番大事なことがわからないから、給付金をばらまくような政治になっちゃうんです。しかもそのツケは、消費税の増税で私たちに支払わせようっていうんですから、これほど、ひどい話がありますか、って！ 　冗談じゃない！ 　――と、少々興奮してしまいましたが、みなさん、どう思われますか。

２００９年６月１日 日本共産党千葉県議会議員 丸山慎一

聞いてほしいことの目次にもどる〉〉 表紙のページに戻る〉〉