県議団が 県立こども病院など視察 （２００４年１２月１２日）

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日本共産党の小松実、丸山慎一両県議は８日、七海れい子県議補選予定候補とともに、千葉市緑区にある県立こども病院とリハビリテーションセンターを訪問しました。 　こども病院は２０３床で小児医療の中枢を担い、一般医療機関で対応困難な専門医療に取り組んでいます。一日の外来患者数は平均約３００人。 　この日の視察では、患者の家族が宿泊できる施設「かるがもはうす」や新生児・未熟児のＩＣＵ（集中治療室）などを見て回り、関係者から保育し５人が常勤で配置されるようになり、療養環境が向上しているなどの説明を受けました。 　リハビリテーションセンターでは、肢体不自由児施設や重症心身障害児施設などで、入所者がリハビリに励む様子を見ました。「骨髄損傷などの人には看護師が２、３人必要。５人で８人をみなければならないときもある」などの声も聞かれました。 　県の県立病院統廃合計画では、両施設など６高度専門医療機関を一つの「総合医療センター」に統合するとしています。これに対して、こども病院の存続・充実を求める署名６万人分が県に提出されています。 　七海氏は、「子どもの命を守ろうと、２４時間体制で治療にあたっている姿に接し、統合や縮小をさせてはならないとの思いを強くしました。県民が必要としない巨大開発に税金を注ぎ込むのではなく、県民の命を暮らしを守る県政に変えるために、全力をつくします」と語っています。 〔しんぶん赤旗１２月１２日付・浅野宝子記者〕