人と接する仕事“好き” 障害者小規模作業所 「レストラン・まぁぶる」を訪問 （２００６年１月２４日）

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「障害を持つ子どもの働く場がほしい」と願う親たちの１０年にわたる運動で昨年オープンした障害者通所福祉作業所「レストラン・まぁぶる」（千葉市花見川区）を１月２４日、日本共産党の小松実、丸山慎一両県議、浅野ふみ子参院千葉選挙区候補が訪れ、スタッフから話をききました。 　一行は、「まぁぶる」運営委員の磯野恵子さん、「まぁぶる」を支援する社会福祉法人・千葉勤労者福祉会の小林浄子理事長と懇談しました。 　磯野さんは「割り箸の袋詰めなどの作業と違って、人と接する仕事はいい。常連客の会社員も、『○○さん、今日は元気ないね』と声をかけてくれる」と話しました。 　施設は、千葉勤労者医療協会が所有する建物の一部を借用しています。 　千葉健生病院の目の前という立地や同協会の協力が運営の力になっています。 　小林理事長は「働く場はまだまだ足りません。医療機関との併設など連携・バックアップも必要です」と、障害者の仕事と地域での生活を支えるための社会的な基盤整備の必要性を訴えました。 　売り上げと年４５０万円の市の補助金だけで運営する困難さも出されました。 　親やボランティアなどの力を借りて支えられています。 　磯野さんは「受け皿が無いまま、多くの仲間たちが施設から追い出されています」と話し、働く場の充実のために行政からの支援の充実を急いでほしいと述べました。 　話を聞いた小松県議らは「『施設から地域へ』と言うなら手厚い支援が必要。県がイニシアチブを発揮するよう強く求めて生きたい」と話しています。 【写真は「まぁぶる」のスタッフと。右から３人目が浅野候補。５人目が小松県議】