県民生活より企業優先変わらず 千葉県議会が開会 （２００６年２月２８日）

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千葉県の２月定例県議会が２月２８日開会しました。 　今議会では、２００６年度当初予算案や各種条例案などを審議する予定です。 　閉会は、２月２４日。 　堂本暁子知事は今日の本会議であいさつにたちましたが、小泉構造改革にさらされ苦しい生活を強いられている県民にたいしては、「県民が豊かさを実感し、つらい思いをせず、自身と誇りを持って暮らせる千葉県をめざす」などという理念的な文言に終始し、具体的に県民の暮らしをどう支援するか、の中身はほとんどありませんでした。 　一方、企業優先の姿勢はさらに増し、立地企業への補助金増額や、企業からの要望を受けた工場内の緑地率規制条例の緩和などが目立ちます。 　さらに今議会では、「指定管理者制度（県立施設の運営を県とはまったく関係のない株式会社などに任せる制度）」にもとづく管理者の指定案件５９件が議案として提出されました。 　その他の条例案では、障害者差別禁止条例案、食品の安全確保条例案、職員定数削減条例案などが審議されます。 　議案は、今日上程されたものが１２７議案ですが、７日に補正予算案など２６議案が追加上程され、最終日（２４日）には人事案件が追加される見込みです。 （議案の詳細はこちら⇒） 　また、国民保護計画が議会に報告されました。