日本共産党千葉県議団が 各団体と県政懇談会 （２００６年６月１日）

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日本共産党千葉県議団は５月２９日、県内の市民団体や労働組合との「県政懇談会」を千葉市内で開きました（写真）。 　各団体からは、私学助成や医療、農業など各分野で切実な要望が出されました。 　県議団の小松実、丸山慎一、小松敦、三輪由美の各県議が出席し、浅野ふみ子参院千葉選挙区候補も参加しました。 　最初に、小松実団長が、２００６年度県予算１兆４２６８億円の内容を報告。 　国民健康保険料が高すぎるため保険料が払えない滞納世帯からの保険証取り上げ件数が日本一になっている一方で、過大な人口増を見込んだつくばエクスプレス沿線整備事業など、巨大公共事業への税金投入が続いている状況を指摘しました。 　各団体からは、 　「教育現場で『愛国心』『日の丸・君が代』が押し付けられようとしている」 　「私学助成は全国最低クラス」 　「障害者自立支援法施行で、障害者への大幅な負担増や施設からの追い出しが起こっているが、その対策を」 　「県が地域医療から撤退をすすめ医療過疎が広がっている。全県の医師と看護師不足も深刻」 　「専業農家が激減。農家のふところを温め、地域で支えあう集落営農を助ける振興策を」 　などの状況が話されました。 　県が進めようとしている市町村合併や道州制、自衛隊のイラク派兵に絡む成田空港の軍事利用などについても意見が出されました。 【しんぶん赤旗・淀裕一記者】