最後まで廃案めざそうと 谷川・浅野両候補が 医療団体と懇談 （２００６年６月６日）

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政府与党が来週にも医療改悪法案の強行成立をねらうなか、廃案に向け共同しようと、日本共産党の谷川智行参院南関東ブロック比例候補（写真右から二人目）と、浅野ふみ子同千葉選挙区候補（写真右）は６月６日、県医師会などの医療団体を丸山慎一県議らと訪問しました。 　各団体からは、「最後まで廃案をめざしたい」などの声が寄せられました。 　訪問先は、県内の保険医協会、老人クラブ連合会、医師会、薬剤師会、看護協会、歯科医師会。 　一行は、日本共産党中央委員会が発表した『社会的連帯で医療大改悪をはね返そう』（アピール）などをもとに懇談しました。 　患者への大幅負担増や、病床削減による患者の追い出し、診療報酬の引き下げや、これによる保険外診療の導入に伴う医療の格差などに、各団体からは、 　「改悪されたら現場の医師や患者に負担がいく」 　「皆保険制度を維持したい気持ちは同じ」 　「ビラや意見広告など運動してきたが、最後まで廃案をめざし集会もやる予定」 　などの声が出されました。 　県老人クラブ連合会の野老（ところ）三佐雄会長（写真中央）は、「高齢者に何の相談もなかった。命の保障がされないものだ。高齢者の尊厳を正面に掲げていきたい」と話しました。 　また、 　「重症患者以外の退院を求める文書を配った病院、病床の閉鎖を検討する病院も出ている」 　「地域医療の衰退で、救急治療が受けられず数１０キロ離れた病院に患者が搬送された」 　「医師、看護師の不足が深刻」 　「（医療改悪で）診療が抑制されれば調剤件数も減るなど影響が出る」 という声もありました。 【しんぶん赤旗・浅野宝子記者】