谷川参院比例候補が ぜん息の子どもを持つ親と懇談 国の基準緩和実情に合わない 谷川候補政治を変える決意 （２００６年６月１２日）

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日本共産党の谷川智行参院比例候補（東京・南関東）（写真左）と丸山慎一千葉県議は６月１１日、船橋市内でぜん息の子どもを持つ親たちと、国の小児慢性特定疾患の治療費助成制度について懇談しました。 　昨年４月、国の「小児慢性特定疾患治療研究事業」が改定され、同時期に千葉県独自の助成制度も廃止されたため、県内では多くの人が治療費などの重い自己負担を強いられています。 　今年４月、厚生労働省が同制度の基準緩和策として「概ね一カ月以上の長期入院療法を行う場合」の条件が付け加えられたことについて、ぜん息児の母親は、「１ヶ月以上入院するぜん息患者はほとんどいない」と実情に合わないことを指摘し、「重い自己負担のため、通院をしぶり、病状を悪化させてしまったり、発作を抑えるために毎日飲まなければならない薬を、症状が悪化してから飲むようにする家庭が出てきている」と深刻な実態を語りました。 　丸山県議は「病状を悪化させないようにがんばっている患者やその家庭が対象外となることは本当におかしい」とのべ、谷川氏は「国はお金がないのではなく、どこに当てるかが問題だと思います。苦しんでいる人たちのために政治を切り換えたい。この問題は党派を超えていろいろな人たちと協力してがんばっていきたいです」と決意をのべました。 【しんぶん赤旗・洞口昇幸記者】