憲法２５条生かそう 千葉県社保協が総会 （２００６年６月１３日）

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社会保障推進千葉県協議会の第１２回定期総会が６月１０日、千葉市内の県教育会館で開かれ、約４０人が参加しました。 　総会では、佐藤良治会長があいさつし、上原五十四郎事務局長らが議案を提案。 　２００５年度の活動について、医療や介護、障害者福祉の改悪反対運動、県内自治体へのキャラバンなどを報告しました。 　また、介護保険改悪後に行った事業所アンケートで３分の１から回答があり、施設退所者が相次いでいることを指摘しました。 　０６年度は、小泉「構造改革」による格差の拡大のもと、社会保障の公的責任や国民の権利である社会保障を前面にした諸活動を提案しました。 　討論では、 　「障害者自立支援法の施行で負担がゼロから一気に５万円になり、障害年金の大部分がなくなるなど、障害者の生活は深刻だ。国や自治体への交渉を強めたい」 　「無年金で生活費を切り詰め自宅から出ない高齢者も。こんな日本を変えよう」 　などの発言がありました。 　公立病院統廃合で深刻な事態となっている山武地域からの発言もありました。 　最後に、「憲法９条を守り、２５条を暮らしに生かそう」との特別決議を採択し、鈴木雄一会長、藤田まつ子事務局長（ともに新）ら役員を選出しました。 　総会では、日本共産党の谷川智行参院比例候補（写真）と浅野ふみ子参院選挙区候補が出席し、社会保障の拡充へともに連帯する決意を述べました。 　また、丸山慎一県議も出席し、あいさつしました。 【しんぶん赤旗・浅野宝子記者】