米軍・財界優先ではなく 谷川・浅野両候補が船橋で訴え （２００６年６月１４日）

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日本共産党の谷川智行・参院比例候補（東京・南関東）（写真左から２人目）と浅野ふみ子・参院千葉選挙区候補（その右）は６月１１日、ＪＲ船橋駅北口前で演説し、約１００人の聴衆を前に、「すべての人たちが大切にされる社会をつくるため、来年の参院選挙では日本共産党を大きく伸ばしてください」と訴えました。 　医師の谷川氏は、人権無視の医療改悪や国民健康保険証の取り上げで、必要な治療が受けられない患者が増えている医療現場の実態を紹介しながら、国民に負担を強いる一方で、米軍再編には３兆円もの税金をつぎ込もうとする小泉自公政権を批判。 　「人間の痛みがわからず、米軍・財界優先の人々には政治をまかせられません」と訴えました。 　浅野氏は、大企業のリストラを応援し、雇用のルールを破壊して貧困と格差を広げてきた小泉自公政治の間違いを告発したうえで、「医療や教育などの分野で雇用を増やします。世代を超えた連帯の力で政治を変えましょう」と呼びかけました。 　真剣な表情で演説を聞いていた佐久間まささん（８７）＝船橋市在住＝は、「介護保険の改悪で、借りていたマットレスの代金が１０倍になる。悔しいです。谷川さんや浅野さんにぜひとも国会に行って、この苦しみを伝えてほしい」と語りました。 　街頭演説では、丸山慎一県議や「かえるネット」の青年もマイクを握り、支援を呼びかけました。 【「しんぶん赤旗」６月１３日付より】