児童デイサービス　おひさまクラブ 数少ない障害児デイ施設を 浅野ふみ子候補らが訪問

（２００６年６月２８日）

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障害児の生活支援や機能訓練などを行なう「児童デイサービス」の施設が、千葉市花見川区に開設しました。 　日本共産党の浅野ふみ子参院千葉選挙区候補（写真右から２人目）、小松実（一番左）、丸山慎一両県議、もりた真弓・千葉市議候補（写真一番右）がこのほど、同施設「おひさまクラブ」を訪問して話を聞きました。 　児童デイサービスは、障害者に負担増を課す「障害者自立支援法」のなかでも、施設側にとっては単価が安いため、数が少ない障害者事業の一つ。 　それだけに、障害児を抱える親からは「子どもを預けられる場所がほしい」と強く要望が出る施設です。 　開所したのは、これまでも障害者施設を立ち上げてきたＮＰＯ法人「花見川みもざ」。 　元商店の二階建ての建物の改築や施設の運営には、地元の不動産業者やボランティアが協力。 　契約した障害児が通所して、各種行事や機能訓練、創作活動などを行なっています。 　同ＮＰＯの岸恵子さんやスタッフによると、利用者から登録料やデイケア料金をもらうものの、人件費や家賃などで「運営は大変厳しい」状態です。 　しかし、人前で食事をしなかった自閉の子が、小さな集団で応援し見守ることで食事をするようになるなど、かけがえのない役割を果たしているといいます。 　浅野候補は、「今までどこにも行く場所がなかった障害児の貴重な場になっていると感じた。こうした施設への行政の支援などを求めていきたい」と話しています。 【しんぶん赤旗・浅野宝子記者】