ビラ貼り不当逮捕事件で 県警に送致やめよと要請

（２００６年１０月２１日）

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１０月４日に千葉県船橋市丸山で、日本共産党議会報告会のビラを電柱に貼った男性二人が軽犯罪法違反であるとして１０人以上の警察官に取り囲まれ逮捕された事件で、同事件弁護団と「丸山地域ビラ貼り弾圧に反対する会」は１７日、千葉県警にたいし、捜査を直ちに終結し、不送致にせよと要請しました。 　秋元理匡、馬屋原潔両弁護士や丸山慎一県議、岩井友子市議、「会」のメンバーらは要請後の記者会見（写真）で、「現地周辺では、幼稚園の運動会やバザー、不動産販売のビラなども前後して貼られており、日本共産党のビラ貼りだけをことさら犯罪視した不当な言論弾圧だ」と指摘しました。 　また、�@県屋外広告物条例は「政治、労働、宗教、報道その他の営利を目的としない活動又は行事のため一時的に表示し、又は設置する広告物等」を適用除外しており、軽犯罪法の適用とは均衡が取れない、�A氏名住所も名乗り、周辺住民もつめかけ容易に身元を確認できる状況だったにもかかわらず、軽微事案での現行犯逮捕は「犯人の住居もしくは氏名が明らかでない場合又は犯人が逃亡するおそれがある場合に限」ると規定した刑事訴訟法２１７条に違反する、と説明しました。 　「会」はこの間、毎週火曜、金曜日の朝に船橋署前で抗議行動を続けています。

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