日本共産党の谷川参院比例候補が 保険医協会と懇談 医師不足になどで活発に意見交換

（２００７年４月２４日）

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全国で医師不足や地域医療の崩壊が広がっています。 　日本共産党の谷川智行参院比例候補、丸山慎一県議、大森猛元衆院議員らが４月１９日、千葉県保険医協会（千葉市中央区・松尾洋一郎会長）を訪ね懇談しました。 　松尾会長をはじめ医科、歯科の開業医の役員が１７人参加しました。

懇談会の実現に大森氏がお礼をのべたあと、谷川候補が、山武地域など県内に広がる地域医療崩壊のドミノ倒しにふれ、「深刻な医師不足を打開し、『医療崩壊』から地域をまもる日本共産党の提言」（今年２月発表）を説明。 　また、谷川候補や丸山県議がこの間、懇談してきた各地の公立病院長などが口々に「医師不足は国策の誤りだ」と怒っていることを紹介し「開業医のみなさんの意見を聞かせてください」とのべました。 　協会役員からは、 　「看護師不足も深刻で、ある病院では３５５床で開業する予定が、１５０床でスタートせざるを得なかった」 　「看護師は週三日夜勤。これでは救急車も受け入れられない」 　「医師不足は政府がいう偏在ではない。絶対数不足だ」 　「診療報酬の削減で不採算の診療科をやめた」 　「医師不足は、研修医制度を変えた小泉改革が原因」 　など深刻な実態が次々と語られました。 　「臨床研修医制度についてどう思うか」 　「財源がないと医療費を抑制せざるを得ないと政府がいっている。共産党は財源についてどう考えるか。ヨーロッパでは消費税で医療や福祉をまかなっている」 　という質問も寄せられました。 　谷川氏は、国民からとった消費税を大企業減税にまわし、むだな大型公共事業や米軍再編に税金を注ぐ政府のやり方をあげ、「税金の集め方と使い方を変えたい」と抱負を語りました。 丸山県議は、県立病院廃止問題などで今後も保険医協会と医療改善のために力をあわせたいとのべました。 　懇談後は拍手もおこり、谷川候補に握手を求めて「日本共産党の政策がよくわかりました」との感想もでました。 ※写真は日本共産党の提言について話す谷川比例候補 【しんぶん赤旗・浅野宝子記者】

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