千葉県商工団体連合会が 制度融資や仕事づくりで 県商工労働部長に緊急の要請

（２００９年１月１１日）

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千葉県商工団体連合会が１月１３日、未曾有の景気悪化のなかで経営困難に陥っている中小業者を守るため緊急対策を申し入れました。 　応対した猿田県商工労働部は、「趣旨は十分わかった。融資の問題など、どんどん相談してほしい」とのべました。 　千商連の星野吉次会長７人が参加。日本共産党の丸山慎一県議が同席しました。 　要望項目は、貸し渋り・貸しはがし禁止の金融機関への指導を政府に求めること、中小業者を守る予算の大幅増額、緊急保証融資制度の趣旨に沿った親身で迅速な融資を金融機関に申し入れること、中小業者の仕事確保支援、地方税の徴収緩和措置―などです。 　参加した建設業者は、取引先の倒産で資金繰りが困難になり銀行に融資を依頼、滞納中の税金や社会保険料を分納するなどの条件を示されたことを報告。高金利貸し付けの利用や社員の給与削減で条件をクリアしたにもかかわらず、融資は確約されず、「本当に中小業者を助ける制度なのか。県は『銀行は融資のハードルを下げている』というが、現場の実態を見て」と話しました。 　同様に、取引先の倒産で経営にゆきづまった印刷業者、経営難から首をつった中小業者の例などもあげ、「日本の経済システムを立て直す抜本策が必要」と要望しました。 【「しんぶん赤旗」・浅野宝子記者】

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