キューバより愛をこめて

きょうは女性の日

（２００７年６月６日）

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朝、登校途中で会った学生寮の管理人さんから、「フェリシダデス！」と言われました。今日は国際婦人デーです。学校に着くとクラスメートのカナダ人からも「フェリシダデス！」と頬キスを。女性同士でも「フェリシダデス！」とお祝いをします。　　　 　マルシア先生から女性にカードが、そしてみんなにバナナのおやつが配られました。 　「今日は女性の日だからな」夫人同伴でバカンス留学しているカナダ人のホースが、同じく夫人同伴のアーサーと何やら訳ありげに頷き合っています。昨日の授業で“何が悩みの種か”という質問に「うちの奥さん」と答えていたホースです。さっそくマルシアから、「ホース、今日は彼女と何を愉しむの？」と質問が出ました。男性優位のカナダでもこの日ばかりは女性サービスデーらしいです。 　私は、これまで会った日本人が誰もこの日を知らなかったので、日本では国際婦人デーがあまり知られていないこと、それでも自覚的な女性たちが集会やデモを行なうことを話しました。１００歳を迎えられた櫛田ふきさんを先頭に銀座をデモ行進したことを思い出し、そういう日本女性もいることを他の国の人々にも知ってもらいたかったのです。あの時櫛田さんは車椅子で参加されたのでした。 　昼食時、イサで働いている女性たちが揃って出掛けました。手に手に花やカードを持っています。隣のレストランから賑やかな音楽が聞こえてきました。 〔写真は“楽器を持って”（文とは関係ありません）〕