キューバより愛をこめて

ビバ！クーバ！ （キューバ万歳）

（２０１０年８月１２日）

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昨日、隣のアリーナが見てきた話です。 　わたしが昨日、ハバナのカピトリオ近くの歩道を歩いていたら、ヨーロッパ系の観光客がホテルから出てきたの。何気なく見たその瞬間、その初老の男性が大理石の床を滑って転倒したのよ。 　すると近くを歩いていたキューバ人がいっせいにその男性に駆け寄って、 　「大丈夫ですか？」 　「お怪我は無いですか？」 　「病院へ行った方がいいのでは？」 　「救急車を呼びましょうか？」って、それこそ山のような人が集まって、みんなが男性を助け起こしたの。そしたらその人が、感動したんでしょうね、 　「ビバ！クーバ！」って、叫んだのよ。 　「ビバ！クーバ！　ビバ！クーバ！　ビバ！クーバ！」って、３回も叫んだの。 　わたしもなんか感動しちゃったー。キューバ人だよね〜。 　キューバ人は、誰かが困っていたら、絶対見過ごすことが出来ないのです。 　大きな荷物を持って歩いている人が居れば、それが女性なら、必ず、誰かが手を貸します。 　バスの中で、赤ちゃん連れの女性が乗ってきたら、席を譲るのは当然です。 　コンスルトリオ（ホームドクター診療所）でも、赤ちゃん連れや妊婦さんは優先です。 　いつだったか、順番を待っていたら。赤ちゃん連れと妊婦さんが次々やってきて、私たちの番がどんどん後になってしまって、アル（夫の）が、 「やだー！　なんで今日に限ってこんなにいっぱい」って言ったほど、 さすがに私も、「ちょっとー、またー？」 でしたが。