船橋市が進める 飯山満地区土地区画整理事業の概要

（２００４年２月２３日）

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東葉線・飯山満駅の北側と南側で船橋市が進めている飯山満土地区画整理事業について、現状を事務所から説明を受けました。 　地権者の合意が取れないことが最大の障害だということでしたが、そもそも事業を決めるときに合意を取ったのかどうかも問題です。 　また、このまま進めば、予定通り土地売却収入が入らないのは確実で、市民の税金をさらに投入しなければならない事態にもなりかねません。 　以下、事業の概要をお知らせします。

●事業の名称：船橋都市計画事業飯山満地区土地区画整理事業 ●施工者：船橋市 ●区域：船橋市飯山満町２丁目、３丁目、芝山１丁目および３丁目の各一部 ●施工面積：２１・４ヘクタール ●減歩率：３４・１４％（公共減歩率２９・６４％、保留地減歩率４・５０％） ●事業期間：１９９２年１月１３日〜２０１１年３月３１日 ●経過 　１９８３年（昭和５８年）　都市計画決定 　１９９０年（平成２年）　　区域内都市計画 　１９９１年（平成３年）　　事業認可 　１９９４年（平成６年）　　事業開始・第１回目の事業計画変更 　１９９６年（平成８年）　　東葉線開通 　２０００年（平成１２年）　第２回目の事業計画変更（事業終了予定を２０１１年に延期） ●事業費：１０９億円 　　収入内訳　国・県補助金　　　　　　　　１６億円 　　　　　　　　　公共施設設置者負担金　２１億円 　　　　　　　　　船橋市　　　　　　　　　　　　２２億円 　　　　　　　　　保留地処分金　　　　　　　５０億円（※） 　　　　　　　　　　　　※保留地の面積は８０００平方メートルなので、ここで５０億円の収 　　　　　　　　　　　　　　入を見込んでいるということは、１平方メートル当たり約６０万円 　　　　　　　　　　　　　　（１坪１９８万円）で売るという予定で事業が進められているとい 　　　　　　　　　　　　　　うことです。 　　　　　　　　　　　　　　まさにバブル時代の計画だということがわかります。 　　　　　　　　　　　　　　実施には、こんなに高く売れるはずがないので、税金投入か、 　　　　　　　　　　　　　　事業の抜本的見直しは必至です。