今日は三題話です

腹の立つ話
　情けない話
　　そして三つ目は…
（２００３年１０月１０日）

　まず最初は、腹が立つ話。

　県議会が開かれましたが、そのなかで堂本知事は、なんと雇用を増やすための予算を４０００万円も削ってしまいました。
　担当課は、「雇用情勢が少し良くなってきたから…」って平気で言うんですから、まったく、庶民の苦しみをわかっていませんよね。
　その一方で、企業が来なくて空き地だらけの"かずさアカデミアパーク"にバスを通す――この新しく作るバス路線のためには補助金を出そうというのですから、まさに巨大開発は「聖域」です。
　国でも、県でも、こんな税金の使い方、腹が立ちますよね。

　二つ目は、情けない話。

　もう聞きました？
　小泉総理がイギリスのブレア首相に、「僕はなんて言われているか知ってるかい？ブッシュ大統領の前に出ると、ちぎれるほど尻尾を振るって言われているんだ」と言ったとか…。
　これがわが日本の総理大臣ですから、もう、情けないったらありません。
　でも、ブッシュ大統領の言うことにはいっさい逆らえない日本の首相のおかげで、自衛隊がイラクに行かされ、金利は最低、公共事業にお金をバンバン使う日本になっているわけで（これ、みんなアメリカの要請です、実は）、もう情けないじゃすみません。

　そして三つ目は、政治は変えられるという話です。

　いま堂本知事は、「お金がない」の一言で、高校も博物館も病院も福祉施設も、次から次へとつぶそうとしています。
　「そんなことは許せない！」と日本共産党が議会でこれらを取り上げました。
　その質問をテレビで見ていた方が、
　「共産党はすごいねとか、共産党って難しくって堅苦しい話をするのかと思っていたけど、聞いていてわかりやすかったとか、質問が周りで話題になりました。実際、質問のあと、いままで関係者の意見さえ聞こうとしなかった県が、意見を聞かせて、と言ってきたようです。日本共産党はまだ小さいけれど、県の役人を震え上がらせるほど大きな力を持っているんだと知りました」と、言っていました。

　政治って、動かせそうな気がしますね。

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