無党派じゃありません （２００４年２月１８日）

ついに堂本知事が言ってしまいました。 　「私は無党派主義ではありません」――１月２９日の定例記者会見での発言です。 　みなさん、どう思いますか？ 　３年前の県知事選挙では、堂本氏が「無党派」だから一票を入れた人も少なくないと思います。 　それをまだ任期が１年以上残っているのに、もう「無党派ではない」なんて、そんなこと言われても困ります。 　実は、同じ日の記者会見では、こんなことも言っています。 　「選挙は勝たなきゃしょうがない。勝てる形で出ることが一番いい」 　「信念と政治状況というのはちょっと違う」 　結局、選挙に勝つためには信念を曲げてもしかたないということですから、ひどい話です。 　信念はどうなろうが、自民党などからの推薦を受けてでも知事になりたい、そんな本音をこれほどあからさまに語る人もあまりいないのではないでしょうか。 　でも、これでは、何のために知事になるのかわかりません。 　こういう人が選挙に勝っても、まったく県民にとってプラスにはなりませんよね。 　それに、そんな人物をすんなり知事にするほど、選挙民は甘くはありません。

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