日本共産党からのメッセージ （２００６年３月４日）

若者の半数が正社員になれない。 　米軍兵が暴行事件を犯しても日本は逮捕できない。 　首相が戦争犯罪人を神様だと拝んでしまう。 　なんだかやっぱり、ちょっと、おかしいんじゃないの？ 　…と誰もが思うほど、いまの日本の社会は歪んでいます。 　こうした問題の背景には、「３つの異常」があると、日本共産党は考えています。 　それは、 　�@ ６０年前の戦争を正義の戦争だったとする異常 　�A あまりにもアメリカいいなりすぎる異常 　�B 企業のもうけを何よりも最優先する異常 　「官から民へ」と言って企業のための“もうけ仕事”を作り、「構造改革」だと言って介護でも障害者福祉でも医療でも国民にとんでもない負担を押し付け、「国際協力」だと言ってアメリカのために身を投げ出して、「心の問題」などとごまかして靖国神社に参拝する。 　こうした世界ではまったく通用しない異常な出来事が、日本国内では当たり前で通用する。この異常さに腹を立てている国民が、いま急激に増え、その怒りは爆発寸前です！ 　でも、爆発を恐れる自民党や財界は、「公務員が多すぎる」とか「専業主婦が年金をダメにしている」とか「高齢者は金持ちだ」「若者に仕事が無いのは本人のやる気のせいだ」などなど、いろんなまやかしで国民同士を対立させ、怒りの矛先をそらそうとしています。 　だからこそいま、共感と連帯の力で団結の輪を広げ、立ち向かうことが大事なのだと思います。 　日本共産党はそのために全力をつくすぞ！ 　それが、１月の日本共産党大会の決意です。

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