日本共産党演説会での決意表明

（２０１１年２月２５日）

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２月２５日、志位和夫委員長を弁士に千葉県文化会館で開催された日本共産党演説会での丸山慎一県議の決意表明は以下の通りです。

県議会議員の丸山慎一です。 　４月の県議会議員選挙で何としても勝ち抜く決意です。 どうか、よろしくお願いいたします。 　みなさん、国の統計で、千葉県の財政力は、東京、愛知、神奈川、大阪についで、５番目、豊かな財政の力を持っています。 　ところが、福祉にかけているお金は、県民一人当たり、年間、１１万円程度で、この金額は、全国で４７番目。トップの高知県は２１万円ですから、その半分程度にしかなります。千葉県は、全国で一番福祉にお金をかけない県になっています。 　そして、こうした税金の使い方の歪みは、県民生活に色濃く反映しています。 　たとえば、いまから６年前、高齢者人口１０００人当たりの特別養護老人ホームの定員は、千葉県が全国最下位でした。福祉にお金をかけない結果、千葉県は、全国で一番、特養ホームに入りづらい県になっていました。 　私たち日本共産党はこの問題を再三にわたって県議会で取り上げてきました。 　特養ホームを待たされているお年寄りや家族の方、ケアマネージャーさんにも話を聞いて、その深刻な実情を議会で突き付け、改善を求めてきました。 　さまざまな団体が署名運動などに取り組み、世論も大きく広がりました。 　そして、ついに県を動かすことができました。 　特養ホーム建設のための補助金が、定員一人当たり２５０万円から４００万円の大幅に引き上げられました。これが引き金になって、建設のスピードが上がり、来年度までの３年間で、４８００人分の特養ホームが作られることになりました。これは画期的な成果です。 　日本共産党と県民との共同の力で、福祉最低の千葉県を変えることができる。いま、私は、心からそう実感しています。 　さらにこの力を大きくして、長生きしてよかったと言える千葉県、子育てが安心な千葉県、若者が就職で悩まない千葉県、そういう県にしていこうではありませんか。 　そのために、先頭に立って全力を尽くす決意を申し上げて、訴えとさせていただきます。 　ありがとうございました。

２０１１年２月２５日 日本共産党千葉県議会議員 丸山慎一

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