看護師への修学資金貸付金 千葉県は全国最少額の１万６千円

（２０１２年１０月２２日）

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千葉県は、人口１０万人当たりの看護師の人数が、都道府県の中で４５位。看護師のきわめて少ない県になっています。 　しかも、県が作成した「第７次看護職員需給見通し」では、２０１５年度になっても、看護師が１６９３人も不足することになっており、看護師の養成は一刻の猶予も許されない事態となっています。 　ところが千葉県は、県立の看護師養成学校として役割を果たしてきた衛生短期大学と医療技術大学校を廃止して保健医療大学（右の写真）を創設する際に、養成定員数を１学年２４０人から８０人へと大幅に減らしてしまいました。 　一方で、看護師をめざす人を支援するための千葉県の修学資金貸付金の額は、国公立が月額１万６千円、私立が１万８千円ですが、これも全国で最も少ない額となっています。 　ほとんどの県が国公立３万２千円、私立３万６千円で、１万円台は千葉県以外にありません。ここにも、県の後ろ向きの姿勢が表れています。 （修学資金貸付金の都道府県の詳細はこちら⇒）

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