「仕事がなくて所持金は２円」 「２日間、何も食べてない」 日本共産党の調査で深刻な実態が

（２００８年６月１０日）

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日本共産党西部地区委員会は５月２３日、ＪＲ西船橋駅で取り組んだ派遣労働者への宣伝とアンケートに、深刻な実態が次々と寄せられました。 　倉庫整理の作業を２年半も続けている男性（３７歳）は、「正社員の仕事を探しているけど、なかなか見つからない。採用試験を５社受けたが、採用されなかった」と話します。「いまはスポット派遣（日雇い）で仕事があればいいけど、仕事がない時は月１６万円くらいにしかならない」と、この先の不安を語っていました。 　また、日雇い派遣のキャンセル待ちをしていた男性（４０代）は、「建設職人をしていたが会社が倒産してしまい、家財道具を売ってしのいできた。でもついに、売るものがなくなってホームレスに。もう限界です。所持金は２円しかない。この２日、何も食べていない」と語ります。 　「昨日は、津田沼駅南口で朝４時まで寝て、今朝、西船橋まで歩いてきた。お金があればネカフェ（ネットカフェのこと）に行くんだけど…。働きたくて、毎日、キャンセル待ちしてるけど、今月は半分くらいしか仕事がなかった。大変なんてもんじゃない。このままでは死んでしまう」と実情を話してくれました。 　この宣伝には斉藤和子党県青年学生部長（右上の写真右）や丸山慎一県議も参加しました。

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