発議案の上程拒否に抗議する（声明）

２００３年５月１４日　　　　 　日本共産党千葉県議会議員団

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１、　本日の県議会本会議で自民党、公明党、民主党などの会派は、日本共産党が提出していた２件の意見書・決議案、「有事法案の廃案を求める意見書」および「小高伸太君、笹生定夫君、ならびに井奥敏博君の議員辞職を勧告する決議」について、臨時議会で審議に乗せるための要件である「急施を要する」事案に該当しないとする不当な結論を、多数をもって強行した。日本共産党はこの暴挙につよく抗議する。 　１、　二つの発議案はまさに「急施を要する」案件である。「有事法制の廃案を求める意見書」については、自民・民主両党の法案修正合意を経て、１５日にも衆議院本会議で採決の運びと報じられており、まさに一刻を争う緊急案件である。「小高伸太君、笹生定夫君、ならびに井奥敏博君の議員辞職を勧告する決議」については、県民の政治不信を助長する最悪の買収選挙によって日々逮捕者が増え続けている現状を考えるなら、今まさに県議会が良識ある判断を率先して示していくことが求められており、文字通り喫緊の案件である。これらを「急施を要しない」などとする判断が、県民の常識とかけはなれたものであることは論をまたない。 　１、　県議会は、平和を願い清潔な政治を求める県民の負託をうけた良識の府として、その行動はあくまでも県民の良識にかなった、道理のとおったものでなければならない。わが党は、二つの発議案の上程を拒否した政党・会派につよく抗議し、県議会が良識の府にふさわしい正常な姿をとりもどすよう、全力で奮闘する。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上