自民と民主は同じ方向をめざす

（２０１１年６月３日）

　「２０％の消費税が必要」「２０１５年度に１０％に引き上げる」――政府と与党が、驚くべき負担増を打ち出しました。しかも、これで終わりではありません。

　７０歳から７４歳までの高齢者の医療費の窓口負担を現在の１割から２割に引き上げる。診療費とは別に１００円程度の負担を求める。年金の支給開始年齢を６８歳から７０歳程度に引き上げる。ほんとにひどい話です。

　こうした庶民いじめのやり方を作り上げてきた中心人物が与謝野馨氏。

　この人は、自民党の財務大臣だった人ですが、そのときから消費税の大増税を叫んでいました。政権が民主党に変わったら、自分も民主党に移り、自民党時代とまったく同じことをやっている。結局、自民と民主って、何にも変わらないんだ、とあらためて実感させられた出来事でした。

　一刻も早く、これに代わる政治をつくらなければと、思いはつのるばかりです。

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