公約は命がけで守るのがルールであり 国会議員の当然の責務です

（２０１２年１月３０日）

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突然ですが、問題です。次の演説は前回の総選挙のときのものですが、さて誰の演説でしょう。 　「マニフェストに書いてあることは命がけで実行する。書いてないことはやらないんです。それがルールです。書いてないことを平気でやる、これおかしいと思いませんか。（無駄遣いをそのままにして）消費税を引き上げるんですか。鳩山さんが、４年間消費税を引き上げないといったのは、そこなんです」 　その通り！って言ってしまいそうな演説をやったのは、そう、あの野田佳彦氏です。 　この演説で、支持を集め民主党は政権につきました。で、本人は総理大臣に。 　しかしなったとたんに、マニフェストは命がけで破り捨て、書いてないことを平気でやる。野田さん、これおかしいと思いませんか。 　ところが野田総理は国会で、「政府の政策は状況の変化の中で、優先順位を適切に判断することも必要」だと開き直りました。もう、総理どころか、政治をやる資格もないと思います。 　日本の国の主権者は国民です。でも、国民全員が集まって議論することはできないので、選挙で代表を選んで代わりに議論してもらう。これが国会の役割です。 　選ばれる人は自分の考えを国民に表明し、それをもとに国民が選ぶ。公約を命がけで守るのは主権者に対する国会議員の責務です。 　それを平気で破るような人物に、私たちの命と暮らしを託すわけにはいきません。総選挙に勝利して、約束が守られる当たり前の政治を作りたいと思います。

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