カジノ、カジノ、カジノ…

（２０１２年３月５日）

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カジノ、カジノ、カジノ…。 　県議会本会議で、自民党、民主党、みんなの党の議員が、「千葉県にカジノをつくれ！」と大合唱。観光客を呼び込める、県財政にも貢献できる、と声高に叫びました。知事も、待ってましたとばかりに「成田空港周辺につくりたい」と、応じています。 　今議会でカジノの誘致を求めた議員は６人にのぼり、６日間の本会議質疑で“カジノ”という言葉が出てこなかったのは、たったの１日でした。 　実は、自民党と民主党の議員が１８人も仲よくそろって、実際のカジノを見るために、シンガポールに海外視察に行っていたこともわかりました。「正面対決」しているはずの二つの政党が、一緒にカジノを見に海外に行き、それを議会で胸を張って報告する。まさに異様な事態です。 　県民がこれだけ生活に苦しんでいるのに、中小零細業者が毎日を必死になって乗り切ろうとしているのに、この人たちの目には、まったく映っていないんだと実感しました。 　カジノは、どんなに華やかに見えても、れっきとした賭博行為です。胴元が、一獲千金を夢見た客から金を巻き上げる博打そのものです。ギャンブルで観光客を誘い込むようなそんな県政でいいのでしょうか。 　ギャンブルで巻き上げた金で県民の社会保障をつかさどるようなそんな千葉県でいいはずがありません。 　まともな県政をつくるために、がんばります。

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