千葉県の男女共同参画事業への支出額 １０年前の４分の１に激減

（２０１２年１１月１９日）

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千葉県は２０１１年３月、「第３次千葉県男女共同参画計画」を策定しました。 　内容は、広報啓発活動の推進、家庭内暴力の防止及び被害者支援、労働相談や農林水産業における男女共同参画の推進、育児休業・介護休業制度の普及啓発、周産期母子医療体制の充実など、多岐にわたっています。 　しかし、これらを推進する千葉県の支出額が大幅に減っていることが、１０月２６日に行われた県議会決算特別委員会での加藤英雄県議（日本共産党・柏市選出）の質疑によって明らかになりました。 　２００２年度、千葉県の男女共同参画事業支出額は６５１億８千万円ありましたが、２０１１年度は１６８億１千万円で、９年間で４分の１へと激減したことになります。 　いくら立派な事業計画を立てても、実際の支出額が大きく減っているのでは、十分、課題をすすめることはできません。ここに森田知事の男女平等への姿勢が表れています。

〔千葉県の男女共同参画関係事業に関する指標の推移〕

２００２年 ２０１１年 男女共同参画関係決算額 ６５１・８億円 １６８・１億円 県審議会等の女性登用率 ２１・１％ ２７・０％ 全国順位 ３９位 ４６位 女性管理職の比率 ４・２％ ７・４％

〔過去の男女平等関連ニュース〕

２０１０年１１月４日 県の男女共同参画基本計画で日本共産党が申し入れ ２０１０年１０月２７日 男女平等を削除する千葉県の計画で日本共産党が声明 ２０１０年１０月２３日 新日本婦人の会が千葉県男女共同参画計画案で県に要請 ２０１０年９月１４日 千葉県の男女共同参画計画から“男女平等”を消し去る

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