タケノコやシイタケの放射能汚染で 生産者らが県に要請

（２０１２年４月２７日）

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東電福島第１原発事故により、タケノコやシイタケが放射能汚染で国の新基準値（１キロ当たり１００ベクレル）を超え出荷制限や出荷が自粛されている問題で２７日、千葉県内のタケノコ農家の人たちが県庁を訪れ、救済や支援を要請しました。 　県内では、原木シイタケが８市、タケノコは９市町で出荷が制限（２５日現在）されています。 　参加者は「福島県は全品目の検査費用を含め補助金を出し、東電で一括して請求している。損害賠償も農家にかわって県が東電に請求している」と紹介。 　「県も福島県と同じような対策が取れないか。食品検査費用は後で請求できるというが、高額で立て替えて払う余裕なんかない」と涙ながらに訴えました。 　県森林課の担当者は「この場では答えられないので持ち帰って確認したい」と答えました。 　また、参加者は「細かく調べて問題がないものは販売できるようにしてほしい」「県は市に放射能物質検査機器を購入するよう指導し、支援してほしい」と要望しました。 　要請には、日本共産党の丸山慎一、加藤英雄両県議、さいとう和子衆院千葉４区候補、中村健敏・八千代市議、齊藤教子・船橋市農業委員が同席しました。 〔しんぶん赤旗・前田浩記者〕

〔過去の震災原発事故関連ニュース〕

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